第511回(2022年11月02日)

《財務省に直接切り込む!》消費税とインボイス制度をめぐる混乱!?このまま #インボイス制度 を進められる!?

タイムテーブル

[開始] (0:02:46)

消費税とインボイスの説明。何が問題なのか?詳細説明。財務省主税局と色々やりとりしました。このままだと混乱する。詳細お話予定。延期した方がいいかも。

[お知らせ] フォーラムとオフ会のお知らせ (0:04:14)

フォーラム参加人数が予想より多かったのでちょっと大きい部屋にしました。でも残り枠が少ないのでお早めに。

[お知らせ] 小山さん風邪? (0:05:28)

小山さんは喉の調子が微妙なのでリモート参加。山田さんコロナから復帰したところなので念のため。山田さんの症状は軽かった、もう大丈夫。

[ニュース] 香川県ゲーム規制条例違憲訴訟、確定 (0:06:23)

ずっと憂慮していた、この裁判はあんまり・・・。悪習になってしまった。闘うなら勝たないと。これにより他県にもお墨付きを与えたような格好に。原告が裁判所に来ないというのもまずい。ゲーム規制については対策を考えていかないといけない。非常に厳しい状態になった。

[ニュース] 救済新法早期成立を!元2世信者訴え (0:09:42)

部会には山田さんも参加。発言者の半数がチルドレンファーストの勉強会の参加者だった。この流れを自民党につくれたのは自負している。記者に囲まれた。今後の党の対策について作戦会議もやりました。霊感商法による取り消し、子どもの問題は親権が強い。こどもの財産は親が管理するという強い権限がある。小川さんの証言にもあるように、虐待、ネグレクトのようなこともある。親権については児相が一時保護できるかどうかも所長にかかっている。子供に事情を聴ける場所を確保するなど作戦を立てている。新聞には与党と野党でもめているというのもでているが、実際何が問題になっているかというとマインドコントロール、言葉の定義も曖昧なままで進めるとよくない、慎重に。今議論になっているうちに課題が残っていたとしても早めに成立が必要と考えている。(2年の見直し規定もある)小川さん達からも風穴開けてくれたという言葉をもらった。加藤厚労大臣とも色々やりとりをしている。2世問題とりあげないかという意見もあったが、与党なのでつぶされたら終わり、慎重にいかないといけない。2世信者に意見を聞かせてもらうことにも批判はあった。
今日は一日中これにかかりきりだった。
宗教2世全体が悪いわけではない。宗教においても虐待は許されない。児童が不利益を被っているのはだめ、新法でそのあたりを手当てできれば。by小山さん

[ニュース] インボイス制度を理解している個人事業主は14.4%!? (0:17:57)

freeの場合は個人事業主が使っているのでシビアな数字がでた。インボイス制度はあまり知られていない。法人、大手の中でも理解が進んでいない。来年3/31までに申請を済ませて、来年10月からスタートはとても間に合わないと思う。それを前提に今日は説明。保存版になると思う。
インボイス制度に関しては色々動画がでているが、財務省主税局に直接切り込んでいるのはこの動画だけだと思う。できるだけわかりやすく説明したい。反対!ではなくインボイス制度が何が問題なのかしっかりやっていきたい。

[特集] インボイス制度とは? (0:21:51)

インボイス制度(適格請求書等保存方式とは)
疑問1.仕入税額控除ってなに?
インボイスのサンプル(適格請求書、適格簡易請求書)
なんでインボイスが必要なのか?
→仕入税額控除(控除にはインボイスの保存が必要。)
出典:国税庁リーフレット「(令和4年2月)免税事業者のみなさまへ 令和5年10月1日から インボイス制度がはじまります!」
以前の制度、現行制度、インボイス制度の比較
インボイス制度開始時にインボイス発行事業者となるためには
山田さんも個人事業主の面も持つので登録申請が必要、通知も来た。令和5年3月31日までに申請←間に合わない!
多くの会社がよくわかんない、理解が進んでいない状態。間に合わなさそうになってきて、例外として財務省は令和5年の9月30日までにといいだした。
税制適格適格事業者になるかならないかは任意と言われるが、仕入税額控除が使えなくなる。そうなると企業は適格事業者に変えるといっている。ほぼ事実上の強制。
めぐめぐさん事例でおさらい。

[特集] インボイス制度の緩和措置 (0:41:52)

簡易課税制度とは
仕入税額控除の一部を認める経過措置
インボイス制度開始までの経過措置:制度実施後3年間は仕入税額控除相当額の80%を、その後の3年間は仕入税額相当額の50%を控除可能。
→逆インセンティブが働くのでは・・・?
簡易課税制度とは 簡易課税制度の概要 出典:財務省HP
これもまた矛盾がある。めぐめぐさんと山田さんで例え話。
ハイブリッドはだめ。簡易課税制度を選択したら2年間はそれでいくしかない。しかも取引先に簡易課税制度使ってるか確認は自分でしないといけない。
消費税は間接的にとる税、多段階で1見さんお断り。by小山さん
3万未満は免除できないか、とか東京商工会議所とかは言っている。
消費税の基本
①消費税は間接税:税負担者は消費者であるが、納税者は事業者である。
②消費税は仕入れであっても課税される(課税仕入れ)
③事業者が払う消費税については仕入税額控除が認められる
④売上高が小さい事業者には事業者免税店制度が認められている。
→益税の話がでがちだが、益税ではない。
⑤インボイス制度が導入されると免税事業者からの仕入れでは仕入税控除ができない
→インボイス制度導入後は、適格請求書発行事業者からの仕入れでなければ仕入税額控除ができない。
→財務省と話た内容を講話。やらざるを得なかったから適格事業者になった、なのに国としてはインボイスが適用できたということはできるからなった、という判断らしい。

[特集] インボイス制度に対する姿勢 (0:58:12)

インボイス制度に対する姿勢、免税店事業者は残しては?
1.適格請求書等保存方式(インボイス制度)は導入しても免税店事業者の基準とは関係なくす(免税店制度は既存のまま残す。免税をどうするかは別で議論する。)
2、適格請求書発行事業者の実名は出ない様にする
3、インボイス制度を入れる理由を明らかにすべき(本当に今の区分記載請求方式ではだめなのか?) 根拠がわからない。
4、インボイス制度の開始は、まず2年間は見送り。問題点が多いので制度を再検討する(このまま既存の区分規制制でいく)
→2%の差を埋めるために導入する是非。
財務省に関して、インボイス制度が導入されるとどれだけ税収上がるのか?2,480億
とはいえ経過措置があるのでまるまる2,480億は入ってこない。
コロナ禍で30兆円弱の補正予算を組んで世間に撒こうとしているときに、2,480億をとるのか?桁が違う。個人事業主を増やそう、副業の推進を進めているなかできつい状態の個人事業主を直撃するような仕組みはおかしい。何がしたいのかわからない。ちぐはぐ。
党内で廃止も含めて議論したり、所得制限をとっぱらったら自民党の評価もあがると思う。
年末に税調もあるので、党内でもタイミングどうしていくのかやらないと厳しい。

[特集] インボイス制度と独占法問題 (1:08:23)

インボイス制度と独禁法
インボイス制度に入らないと取引停止とかは独禁法上だめ。でも現実的にはそうなっちゃう。

[特集] インボイス制度と個人タクシー問題 (1:09:02)

事業主や一部の人達の問題ではない。周知もできてない。個人タクシーから領収書をもらうときにインボイスでもらわないと、企業で経費にできない。会社としたら個人タクシー乗らないで、という話になるかもしれない。飲食業も同じ、接待で会社に経費を落としたい場合に使ったお店が個人事業主でインボイス対応してなかったらお店使わないでみたいな話になる。
シルバー人材センターでの事例もお話。おじいちゃん、おばあちゃんも対象になるか確認がいるように。
ビルの大家さん事例。普通の人達が相当影響受ける。
世の中今の仕組みでまわっているのに導入する必要ある?
政府は必要性を説明するべき。
法律、税はわかりやくないとだめだと思う。今回のインボイス制度は複雑すぎる、もうちょっと簡単に説明も理解できる制度にならないかと思う。一見さんお断り制度になっている。by小山さん

[特集] インボイス制度導入の準備状況 (1:13:36)

東京商工会議所も準備が進められていないという調査結果を出している。
インボイス制度導入後の対応予定(課税事業者における免税事業者との取引)
免税店事業者やめてくれ、が実際になる。

[特集] まとめ (1:15:43)

1.適格請求書等保存方式(インボイス制度)は導入しても免税店事業者の基準とは関係なくす(免税点制度は既存のままン超す。免税をどうするかは別で議論する。)
2、適格請求書発行事業者の実名は出ない様にする※実名出るのは論外
3、インボイス制度を入れる理由を明らかにすべき(本当に今の区分記載請求方式ではだめなのか?) 根拠がわからない。
4、インボイス制度の開始は、まず2年間は見送り。問題点が多いので制度を再検討する(このまま既存の区分規制制でいく)
これらを年末に向けて問いたい。媒介者特例とかも説明できてない。政治の意志としては補正予算組んで困っている人に支援したい、副業も推進したい。なのに行政が2480億の税収を課そうとしてる。

[エンディング] (1:21:32)

めぐめぐさん所感。法人だから免税事業者はく奪されちゃうからだめ。
インボイスが通った時代は複数税率論が強かった。そのころ山田さんは複数税率反対だった、表現の自由と相性が悪いため。
まずは氏名をどうするかを取り組んでいる。色々人から不安の声が届いている、準備間に合ってる?というのを国全体で見直す必要があると思う。じゃないと来年10月1日以降が心配。by小山さん