第494回(2022年05月11日)

〈必見〉こども家庭庁とこども基本法 の重要ポイントを徹底解説!保存版

タイムテーブル

[開始] 開始 (0:03:26)

今回は永久保存版です
革新的な質疑ができてるいるか?我々が知る限りの論点を皆さんにお伝えしたい。
いろんな記事が出ているが、うちより詳しい記事は無いと思う。なぜこども基本法が必要なのか。
1時間では終わらない、90分コース。4/19~衆議院入り。5月下旬に参議院にくればいいな。
めぐめぐさんはこども基本法をどう見てる?A。私の周りで困っている人がいるので詳細を聞いていきたい。(不妊、保育園の入園の仕組みなど)
質問コーナーも予定しています。

[特集] 本日のアジェンダ (0:06:46)

こどもを取り巻く環境、こども(家庭)庁とは何か、こども(家庭)庁が必要な理由、こども基本法成立までの28年間の軌跡、「こども基本法」とは何か、山田私案プロジェクト

[特集] 日本の子供を取り巻く環境 (0:07:51)

命に係わる課題(一部)児童生徒自殺者数、児童虐待で死亡した児童、児童相談所の虐待相談対応相談数、いじめ重大事態、小中学校における不登校児童、子どもの精神的幸福度、妊産婦の死因、ひとり親母子世帯家庭の相対的貧困率。
各項目を個別で聞いたことはあるかもしれないが、すべての項目を把握している人はいないと思う。こんなに子供がないがしろにされていたのかがわかる内容。by小寺さん
9月21日 旭川いじめ事件の調査に旭川へ現地入り 地方自治体だけにまかせていても対処対応は難しい。国レベルで対応が必要。
旭川クラスでも専門家がいない。専門家を外部から招くのも大事。教育委員会が閉じているのも問題ではある。教育委員会も先輩・後輩のつながりもあり、隠ぺい体質になりがち。
結愛(ゆあちゃん)、心愛(みあちゃん)の事件・・・結愛ちゃんの場合、香川から関東に引っ越した時に児相の内容が引き継がれなかった。
神奈川県大和市次男殺害事件:立て続けに殺害されていた。政治でできなかった積み重ねがこういう事態を招いた。家裁も申し立て却下している。
性暴力:わいせつ行為等で処分された公立学校教職員推移…増加傾向。産後うつ(虐待死と無理心中):一番虐待で亡くなる子どもの年齢→0歳。無理心中は美談ではない、殺人。産前産後うつは核家族化も伴い母親へのプレッシャーがすごい。シングルペアレントでの離婚タイミングもこの時。
司法と福祉の連携が少なかったように感じる。by小山さん
シングルペアレントと子どもの貧困:ひとり親世帯の貧困率 約50%、母子世帯の非正規雇用の割合は5割超・・明日食べる物がない状態の家庭がある。
養育費未払い問題:ひとり親家庭の養育費をめぐる状況、不適切指導の予防:先生の指導が行き過ぎて子供が無くなるケース。ベビーライフ事件についての関係機関の対応:厚生労働省・東京都・外務省・法務省に問い合わせ結果。日本からの国際養子縁組。

[特集] こども(家庭)庁とは何か (0:24:53)

ニュースが雑に伝えているのわかりやすく伝えたい。by山田さん
こども家庭庁には長官がつく、大臣(こども政策担当大臣)もつき、内閣総理大臣下。内閣府の外局として設置。こども家庭庁はこどもの問題を取り組む。
文科省と言い争いになったけど、こども(家庭)庁でも関われるようにもぎ取った。
※小寺さんよりこども(家庭)庁のポイント説明。
こども(家庭)庁の機能。体制と主な事務:企画立案・総合調整部門、成育部門、支援部門。
こども(家庭)庁の創設について(イメージ) (緑色がこども庁分野、青が文科省範囲)
こどもの居場所の確保:孤立・孤独となっているこどもの居場所、放課後の居場所。
こどもの安全(事故防止、災害共済給付、性被害防止等)が組み込まれた。
困難な状況にあるこども支援(児童がy躯体、貧困、ひとり親、ヤングケアラー、障害児、高校中退、非行等)
小寺さんより特定高訪問時の感想。
こども庁はこどもの課題を解決する。

[特集] こども(家庭)庁が必要な理由 (0:33:54)

こども庁が対象とすべき緊急課題:命、環境改善、制度・仕組みの3つの課題を明確にして取り組み
こども庁に必要な機能:課題解決の実行性を担保
こども庁のプラットフォーム(問題解決)機能:こどもの問題解決を阻むもの。縦割り・横割り。
Before:バラバラな行政組織←こども達は各地にいる。After:こども庁がプラットフォームとなった連携のとれた組織
問題が起きるタイミング:周産期前後、就学前後、就職前後を埋める。
法は家庭に入らず、という方向であまり行政が家庭に関わってこなかった、こども庁ができることで家庭に寄り添っていけるのではと考えている。by小山さん
チルドレンファーストの社会の実現に向けた「子ども政策のグランドデザイン-こども庁構想-」
各省庁がどう子どもの問題に対応していたか図示。
要保護児童対策地域協議会の概要、構成機関。新規NPOとかが参画しずらかった点を改善。
新たな基本法案と既存の法令との関係イメージ:各所ばらばらに対応していたものをこども庁で一本化。
こども政策の新たな推進体制に関する基本方針(案)※21日閣議決定予定
12/2(原案):いじに関する記載なし  12/7(案):いじめ対応の詳細が記載された。12/2(案)には山田さんが怒り狂った。
12/15(案):こども家庭庁でいじめに対応することを明記。事案の把握、いじめの防止に向けた地方自体における体制づくり等を推進。
直接こども家庭庁が事態を把握できるようにした。

[特集] こども基本法成立までの28年間の軌跡 (0:48:43)

「児童の権利に関する条約」(子どもの権利条約)」批准までの議論
1948年世界人権宣言、1994年日本政府条約署名
こども基本法をあきらめかけた時もありましたが、なんとか衆議院入りした。あともう一山。
国連で委員会システムを持つ条約・・・子どもの権利条約一般原則4つ。命を守られ成長できること、子どもにとって最もよいこと、意見を表明し参加できること、差別のないこと
子どもの権利について国連が世界的に果たした役割・・・児童労働の減少
国内での動き:1994年日本国会批准 停滞した理由2つ:紛争国や途上国等の問題のある国のためのもの、という考え、当時の荒れる学校現場。
アメリカが批准しない理由:3つ。1、外交分野で孤立主義的な姿勢をとる傾向、2、親の権威や家族の統合を破壊すると考える人々が多い、3、アメリカでは社会権(教育・皆保険)を権利として認めることに根強い抵抗がある。
こどもの問題に精通した国会議員がいなかったのも停滞理由。
こども基本法についてのこれまでの政府の見解:第123回国会 衆議院文教委員会における対政府質疑(1992年6月3日)←「現行国内法の改正または新しい立法措置は必要ない」と回答、この政府質疑がネックにもなっていた。
日本はこどもに対しての愛の鞭という名の暴力や懲罰が認められた過去があった。注釈民法より。by小山さん 懲戒権については見直し方向に行くのでは。懲戒権を出されると警察も入れない。

[特集] 「こども基本法」とは何か (1:00:53)

こども基本法とは?すべてのこども政策の指針 出典:日本財団
憲法、子どもの権利条約で認められる子どもの権利を包括的定め、国の基本方針を示す。
こども関連法案の比較(山田太郎事務所でまとめた)。
出産がフューチャーされていなかった、出産プロセスもカバーしている。
こども基本法案 概要(自民党・公明党案。議員立法です)
妊娠、出産もカバー。国が責任を持たなければいけない。民間(NPO)の参加。事業主の責任も盛り込み。大綱を揃えることの難しさと意義を小寺さんより説明。
こどもコミッショナーとは?子どもコミッショナーの役割。
子どもコミッショナー(仮称)がいれば・・・子どもコミッショナー制度のある各国対応紹介。
諸外国のこどもコミッショナー/オンブズマン
コミッショナー制度が進んでいるのはスコットランド。
イングランド、スコットランドとの意見交換 スコットランドのコミッショナーの人数15人、すべての子ども事案には対応できてはいない。コミッショナー制度を作るにしても個別の事案にどう対応していくか重要。
疑問に思っていたことがわかってきた。出産がカバーされていないのは驚いた。byめぐめぐさん
各地方での出産格差をなくす意味でも基本法は重要。

[特集] 山田私案プロジェクト (1:15:35)

やらきゃいけないことは残っている。こども家庭庁は問題解決が命題。
こども政策予算の一元化・透明化(自治体含む)
①への対応←小寺さん作成のエクセル:各省庁のこども政策お金の使い道一覧作りました。費やしたお金がどう効果あったのかは見る必要あり。
こどもへの支援:日本版DBS(こども現場の性犯罪排除)、CDR(こどもの死因究明)、③こども家庭センター(こかせん)の充実と要対協の協か(NPO・NGOとの連携)
C)学力格差問題の解決(就学前、就学後)
D)社会的養護の全体的な推進(入口:家庭用幾原則、一時保護におけるアドボケイトの充実、中口:児相、一時保護etc…、出口:家族再統合etc…)
E)不登校支援:不登校特例校支援
家庭への支援
E)産前産後うつ・孤独な育児支援(出産が基本法に書かれている)
F)シングルペアレント問題の解決
G)施策へのアプローチのしかた
こどもの情報連携:デジタル庁も支援しています。個人情報保護法は乗り越えないとNGO参画が難しい。実装事業としてやっていく。
里親委託率もひどい、新潟は50%超えている。秋田、大阪の堺は低い。生まれた場所によって差があるので差があってはいけない。
メディアに対してお願い!児童福祉法も改正されています。
児童副法改正のポイント:こども家庭センター(こかせん)の設置と支援計画(サポートプラン)作成
一時保護および児童相談所の環境改善、親子再統合事業。親子再統合できるなら一番。児童福祉法に含めた。
一時保護開始時の判断に関する司法審査の導入、子ども家庭福祉の実務者の専門性向上、日本版DBSの導入に先駆けた取り組み
メディア、与野党の議論でもちゃんとやってほしい、やらせないといけないもの。

[特集] 質疑応答 (1:29:06)

今回子ども家庭庁を作ってもやらないといけないことがある。
質疑応答:めぐめぐさんよりお話。
Q、こどもって何歳から何歳まで?A、成人の定義(18歳)では切らなかった。施設に入っていて18歳過ぎたら補助が切れてしまう。心身の発達の過程の者、25歳くらいまでにすることで守っている。
Q、幼保一元化は? A,幼稚園と保育園の目的が違う。保育園:仕事しているので子ども預けたい。保育園は子ども預かりと合わせて教育もはいる。どこの省庁かという前に、各所目的が違う。学力格差があることに対してどう解消アプローチしていくか。管轄を一体にしてもいいが、ひとつにする意味はない。マスコミとしては追及したい問題ではある。
Q、現局は残る? A。残る。こども家庭庁の本質は問題を解決するためのプラットフォーム。学校は霞が関に無い、1700以上の自治体に学校はある。
Q,いじめ虐待はなくなる? A、結論から言うと、完全にゼロにはできない。いじめにしぼって言うと、先生は現場で努力しているが失敗するケースがある。学級まかせにしてしまっている。対応方法が間違っている場合、他に相談できず方法も限られている。当事者を転校させるといった手段を日本ではとりずらいため、学級内で解決しようという方向になっている。いじめに対する対応は日本でも有識者から知見を得て共有・検証はできる。
Q、児童相談所に虐待が多い夜間に電話できないけど、電話受付時間拡大とかするの?A、作ろうと思っている。土日・夜。一時保護の決定者がいない場合とかあるので、解消したい。リモートとかある。虐待している親は外面が良かったりするので、こどもの心の天気図や成績が突然おちたりといった点を拾えるように基本法に組み込んでいかないといけない。日本版オフステッドの提案を検討(イギリスでの取り組み、学校の対応を評価し可視化する仕組み)、教育委員会からの抵抗はすごいと思う。こどもの命が大事、体裁なんて守っている暇ない。こどもの居場所(学校・家庭)は治外法権だった。なんで学校・家庭を特別あつかいにしてきたのが正面から議論すべき。
Q、なんでこども基本法が必要か。A、こども家庭庁やこども庁だけでは仕組みでしかない。権利を守る、誰が責任とるか、民間とどう連携するかを定めたのがこども基本法。こども基本法がないと前に進まない。
Q、妊娠出産はこども基本法に入る?A、入る。
Q、苦労したこと、28年間動かなかったことがここ1年で動いたことの苦労。A、安倍総理時代の菅官房長官に会ってすすめてきた。世論の動きに政治家が反応した、こどもの状態に世論が盛り上がった、1万7000件のアンケートを読んで実生活の苦難の声を感じたのは思い出深い。アンケートだけでは効果が薄かったが、その内容を山田さん(54万票)に説明して、菅さんに話を通した点、自見さんが根回し(与野党の声、ネットの声、勉強会)した点、一つのデジタルデモクラシーの一例。粘り強さと作戦勝ち。何回もあきらめかけた、こども基本法はきつかった。内閣委員会でも時間切れになるかと思った。いずれにしても色んな人から非難を受けた。女性の政策をやっているとどこからの意見が乗っかってくる。党内で勉強会作らなかったのもポイント、政権が変わると勉強会は無くなる。総裁選があって、シンポジウムこども庁の議論をしたのも大きかった。前職の政権の政策はつぶされがち。1年は早かった、2-3年かかると思っていた。こども庁はこれから。菅さんの突進力もすごかった。
YouTube残すのでどんどん拡散してほしい。そして意見を寄せてほしい。
アンケート1万7000件の威力もすごかったので、もっと意見をよせてほしい。ハッシュタグ「こどものみかた」をつけて発信してほしい。※ぜんぶ平仮名で こどものみかた
「こども庁の創設に向けて」特設ウェブサイトのご案内。拡散よろしくお願いします。

[特集] 終わりに (1:54:24)