第478回(2022年01月12日)

2022年どうする?どうなる?表現の自由

タイムテーブル

[開始] 開始 (0:04:54)

あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
2022年の方針を出そうと思ったけど色々出てきた。

[お知らせ] フォーラムのお話と pixiv fanboxのお話 (0:06:03)

Discordはオンライン会員の扱いになります、来週発表予定。
1/10の札幌のフォーラムはオミクロン株の影響を配慮して参加取りやめ。今後の参加についても白紙となりました、新規で情報決まれば公開します。
年金アプリが公開されました。
年金アプリのご紹介。1/6に公開しましたので紹介します。公開したところ東スポから取材がありました。
→年金アプリのデモ。わかりにくなどご意見も来ているのでブラッシュアップしていく。
年金定期便と違うところはシミュレーションができるところ、自分の先行きに応じてシミュレーション可能。
アプリケーション上にしか処理されず、記録は残らない。データ分析のみ。
計算の前提等もトップページに説明載せております。小寺さん中心に山田事務所総出で対応しました。

[ニュース] 第六波 猛威を振るうコロナウイルス (0:12:54)

政府が発表している数より実数は多いよう。重症化率は低め。オミクロン株の拡大は予想外だったので、イベント開催についても見極めが必要。

[ニュース] お笑い芸人が語る漫画原作進出の裏側 (0:14:27)

こういう評価はうれしい。by赤松さん

[特集] 2022年どうする?どうなる?表現の自由 (0:18:54)

表現規制の嵐が吹き荒れそう。しかも外圧。
2022年表現の自由に関する動向:
女子差別撤廃条約、サイバー犯罪条約、インターポール決議、欧州委員会規則、Equality Now
女子差別撤廃条約:赤松さんにも入っていただきレクをうけた。
—女子差別撤廃条約 第9回報告提出、女性に関するジェンダーに基づく暴力:問9
–ポルノ製品に非実在性児童が含まれるかどうか。日本では条約上含まれない想定。山田さんの質問主意書が生きている。問9について日本政府の回答を紹介。しっかりやっていかないといけない。ジェンダーについて国会議員は肯定的、色々やってるのは山田さんくらい。決まってしまうと5年くらい苦しむので、元のところで押さえておかないといけない。by赤松さん
仲間を作るにしても野党はジェンダー系多いのでこれに乗れない。保守派、特に宗教系は乗れない。ロジックを国民にアピールするのが難しい。本当に児童を犯罪から守る方法がある、表現の自由や通信の秘密が侵される危険性もある。許容性も慎重に議論すべき。
—サイバー犯罪条約:今年中にはなんか動きがあるかも。各党思惑がある。児童の保護にかこつけて通信の秘密が侵される危険性あり。
–国連総会で新サイバー犯罪条約草案に関する決議案を採択。現行のサイバー犯罪条約:留保(第42条)日本だと児童ポルノ法に留保。留保によって非実在児童についてはサイバー犯罪条約に規定する義務を負うものではない。条約は国内法より上なので、日本が批准したら漫画家どころかコミケの同人誌でも大騒ぎになるような議案。創作活動が大混乱する。ヨーロッパはこれが標準。えぐくてシビア。山田さん以外マジになっていない。175条どころじゃない。フェイクニュースを含めて規制するのか、なども検討されると思われるのでちゃんと追っていかないといけない。これを押さえているのは山田さんの質問主意書。
サイバー犯罪条約に関する質問主意書のポイント。(2016年3月8日)
来週以降重要な局面。

—インターポール決議:2021年11月第89回総会でエンドツーエンド暗号化を懸念する決議。2022年~の決議要請に対して日本はどうするのか。条約より憲法(プライバシーの秘密)が上だが国外からの圧は凄そう。表現の自由を守るためには21条を守らないといけない。通信の秘密については木村花さんの件で、国会でもあげちゃえという声が大きい。匿名をやめるべき、実名でという声が大きい。プロバイダーに情報を開示させて情報の中身を見て協力しろ、みたいな動きはあった。←山田さんは反対。
ドイツとか厳しい。懸念を表明し加盟国にも要請している。日本も乗っていくようになるとまずい。
—欧州委員会規則:日本国民への影響大きいと思われる。2022年1月EU内務委員が児童の性的虐待の検出等義務化について言及。EU内の話ではあるが日本にも影響あるので、事前に考えておく必要あり。各企業で児童の性的虐待の検出、報告、排除を義務付ける規則を出すといっている。EU規則はすごくスピーディーで厳しい、日本みたいに生易しくない。ネットワークでつながっているので日本だけに影響はとどまらない。中国、アメリカ隔週でも厳しい個人情報保護がどんどん出てきている、日本でもルールを作るところをリードしないと大変になる。多様性の後ろ側には極めて強力な秩序が発生する。ヨーロッパ的正義をちゃんと見ないといけない。
—Equality Now:国内法の基準策定を提唱。日本でも作る流れになるかもしれない。国際的な女性の権利団体。2021年11月オンラインでの性的搾取・虐待についての国際基準策定を提唱。2022年~:各国政府はOSEAに関する以下のような国内法および政策を制定し、実現すべきである。-グローバルスタンダードが存在する場合は、それに沿ったものであること。
国連への働きかけがうまい団体。日本に対する圧はこの団体が関連している可能性がある。劣勢だけど声を上げないと、賛同しているととらえられかねない。日本の見解を英語では出しているが、アメリカは6か国語とかで出している。言語については考えていかないといけない。山田さんとこにも英語でメールとかツイッターでくることがある、自国ではすでに制限されているから日本頑張れみたいなメッセージ来る。日本は留保つけたりして、日本独自路線を守っている。原則親告罪とか、プロバイダー責任法とか。
1議員(山田さん)がいるだけでもこれだけ違う。テキストも検閲の対象となるかもしれない。かなり怪しい議論も出てきている。
まずは前回と同じく留保にできないのか?byめぐめぐさん 今のところは留保中。戦い中。赤松さんにも仲間になってほしい。by山田さん
クリエイターもちゃんと出ていかないといけない。by赤松さん 冗談ではなく、ラブひなを持って飛行機に乗ったら逮捕とかありえる。by小山さん

諸外国の言論統制:ドイツ、カンボジア、インド、ロシア、シンガポール、ベトナム、EU
かなり色々あるうえ、GAFAなど巨大プラットフォーマーの規制。クレカの問題も来てる。
クレカ問題について、取引指定して決済負荷というのも出てきている。by小山さん
日本の省庁が国際ブランドに聴取したけど塩対応だった。制裁される可能性があるので表に出せない。今は一つ一つの取引だが、全部だめになりかねない。
国際プラットフォーマーは準公共インフラなので、結構深刻。地方からのヘルプが来ている。動物、エロ、刑務所案件、グロ、暴力についても規制してきているカード会社もある。ただ決済会社の決定でこういうことが起こっている。アンダー含め色々情報集めて、問題を顕在化しようとしている。公取は関係ない、寡占状態ではないため。
2022年冒頭に入って外圧強くなってきた。山田さんの目的・理念と団体の目的・理念は大体同じだけど手段が異なる。
放置して置いたらまずい方向に行くので対処対応しておかないといけない。自由な立場の議員じゃないと対応できないので、赤松さんには期待している。by山田さん
多様性の裏側少し。いきなり色々あったけど今年もがんばります。引き続きよろしくお願いします。