第520回(2023年01月18日)

\しっかりと報告します/山田太郎の韓国視察レポート!

タイムテーブル

[開始]   (0:00:23)

[ニュース] 小中学生の8.8%に発達障害の可能性? (0:01:56)

発達障害の問題はこども家庭庁でも行っていくべき問題であるものの、今のところその兆しなし。
2歳までに判明すると対応し易いが、それ以降だと難しくなってくる。
記憶面や動作面での落ち着きがないように見えてしまう、2歳までの早期対応が必要。ここもしっかり考えていく。トピックスにて話す予定。
ちなみにこの日系の記事ではとくにゲームはでていないが、報告では出てきているのでトピックスで話す。by小山さん

[トピックス] 通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査 (0:05:19)

2022/12/13に出された調査結果について、問題のある記述があるのでは、というところで文科省に確認した。問題はP5、前回より増えている。増加理由の特定は困難であるが~と前置きはあるが、そこにゲーム時間の増加やネット・スマホによる可能性もあるような記述がある。発達障害の原因がゲームである、ようにかかれているがこれは逆。文科省からの回答を紹介。調査内容にゲーム、ネット利用等にはふれているか聞いたけど、特に触れていないとの回答。新聞を読まなくなっていること、インターネット利用を加味した調査なのかQAを紹介。
文科省としては、ゲーム・ネット、新聞読まないということが発達障害の原因とは特定できないとしていた。
平成24年の調査についても確認、調査内容をどう生かしたのか?→取り組みなし。結論としては科学的な検証はされていなかった。
ゲーム・ネット、新聞読まないということが発達障害の原因と読めてしまうような報告はいかがなものかという意見も事務所に届いている。
ゲームの話を一切していないのにゲームが原因といったふうに悪者にされやすい。韓国の報告でも関連報告在り。

[トピックス] 令和5年著作権法改正 (0:13:52)

公衆送信等を可能とする措置も含まれてる。デジタル社会において著作権法は手当てが必要と取り組んでおり、そこがようやく立法措置とられそう。著作権法は大詰めになりつつあるので皆さんにも報告していきたい。

[特集] \しっかりと報告します/山田太郎の韓国視察レポート! (0:15:45)

視察というと遊びに行っているように思われることもあると思うが、我々がどのような調査をしてきたか内容を報告していきたい。こういうことをやってる議員はいないので、こういった報告がスタンダードになればいいと思う。
韓国はデジタルガバメント政策が進んでいる。養護の問題、子どもの権利に関わる点を視察してきた。山田さんは政策に関連ないも(遊び)のはあんまり見ないとのこと。
韓国視察概要:耳が取れそうなくらい寒かった。
日程(2022年12月21日~23日の三日間)と訪問先(表現、デジタル、こども)を紹介。(視察先はけっこう絞った。外務省に最初出したら詰めすぎと言われた、ガイドさんにもお昼食べる時間無いって言われた。)

[特集] ゲームシャットダウン制 (0:21:48)

ゲームシャットダウン制:共に民主党議員 李相憲氏 コスプレイベントでも人気あるらしい。補佐官が優秀、オタクなのかも?ゲームシャットダウン制の影響・沿革のおさらい。なぜゲームシャットダウン制が導入されたのかの根拠:立法趣旨を紹介。
韓国は学力競争がすごいので社会人になるまで青春はない。そっちへの対策の方が先では?
韓国視察:ゲームシャットダウン制の根拠右:検証結果 結論言うとゲームの利用と睡眠時間、ゲームの利用と暴力性は関連が無い。
洗濯的ゲームシャットダウン制の廃止の経緯:ゲームを悪者にしてもなんの解決にもならない。マインクラフトがなぜかアダルトゲームに指定されてしまったのでマイクロソフトが規制に走りそうになった。
下手すると日本のたどる道。

[特集] 韓国漫画博物館 (0:32:03)

マンガのみ、アニメやゲームはない。マンガであれば中古本等で管理しやすいが権利者が複雑に絡みあるアニメ・ゲームをどうやっているか見にいったが、韓国漫画博物館では保管されておらず別の施設でなんとなく許可を得れたものが少し保存されているというところだった。紙は残せる可能性が高いが、ネットの情報も保管する取り組みをしているのは先進的だった。

[特集] アチョン法 (0:34:47)

アチョン法 とんでも無い法律。刑罰が実在の人間にたいしての罰より重い。2012年に児童と明確に認識しうる表現物~に改正された。2020年には賞罰が重くなる報告で改正された。
アチョン法(児童法)に関する主な流れ:仮想物を処罰対象に法改正

[特集] デジタル政策 (0:38:27)

ソリデオシステムズ本社:政府の標準プラットフォームを支えている。病院の手術数や症例数も参照可能。2001年からバラバラだった政府や自治体の窓口を一元化に取り組み。韓国は使いたい人が使いやすいように作られている。使いたくなるように作られている。

[特集] 健康保険審査評価院 (0:41:20)

健康保険審査評価院(HIRA):割と山田さんの理想に近かった。診療報酬の審査の9割は電算システムによりなされ、残り1割を専門家によってなされている。不正申請も調査している。基本エビデンスありきで動いているので、HIRAの評価に対して政治家や医療機関からは文句言えないよう。

[特集] 地域情報開発院 (0:43:34)

KLID:日本の視察をして勘違いしてあせって作ったのがここらしい。レガシーからクラウドに推進中。

[特集] 松島スマートシティ (0:45:06)

世界初のスマートシティ。二分化されているらしい。松島も上からのスマートシティなのでは、と言われている。スマートシティは防犯カメラをはじめとしたセンサーがメイン、正直スマートシティじゃなくてできるんでは?と思った。人が主人公であると再認識した。交通管制・気象とかがメインのところでした。

[特集] 韓国のこども政策 (0:48:07)

児童権利保障院(ユン・ヘミ院長)養子縁組記録DB及び養子縁組情報統合管理システム。ずっとこの問題に取り組んでいる方と会話した。この権利院の設立背景を説明。
養子縁組の情報統合システムが作成されている、実親・養い親情報も管理。
こども基本法の通過を目指しているとのこと。ハーグ条約には2024年に批准予定。2013年から10年間の時間をかけて批准にこぎつけた。
本人のアイデンティティ。出自を知る権利。
情報開示のプロセスを紹介、自分自身の出自を知ることができる。
養子縁組制度及び法律の改善
児童養護施設(イドゥン・アイ・ビル)70年以上の歴史がある。寄付でなりたっている。補助金は建物の運営費程度だが寄付は年間4億韓国ウォン。ピアノやバイオリンもある。前室個室で電子オルガンが各部屋にあって感動した。
乳児の施設もあった。家庭統合を念頭とした取り組みをしている。近所の子も遊びに来る。学童のような仕組みもある。大学生がきて子供に勉強を教えるなどもやっている。こども達に声を聴くことを重視していると院長が言っていた。普通の両親がするケアをしてあげたい、という意思が見える施設だった。
養子縁組家庭センター:養子縁組後の養親や子どもへのサポート機関。ここでも出自をしるというアイデンティティが重視されていた。かなり学ぶところが多かった。
日本は韓国からだいぶ遅れているからこそ、韓国の失敗を学ぶこともできる。入口・中口・出口論をしっかり検討する必要がある。

[特集] 番外編:韓国での食事 (1:08:02)

食事は基本コンビニ。弁同箱がふにゃふにゃで汁がこぼれまくる。唯一ゆっくりできたと思ったらアポイント先が間違ってて結局オンタイムになった、奇跡。
覚悟はしていたが忙しかった。毎回アポイントがおしまくって、削るとこは昼食だけだった。by小寺さん
地獄の視察。

[エンディング] まとめ (1:10:26)

山田さんより韓国視察の総括。外務省は諸外国の情報をもっと集めてほしい。アタッシュいるはずだから情報収集してほしい。忙しくて寒かった。耳ちぎれて死ぬかと思った。最高気温マイナス3度、最低気温マイナス15度。

[お知らせ]   (1:08:54)

[エンディング]   (1:21:17)