応援メッセージと感想

山田太郎アドベントカレンダー2023
匿名希望

表現規制や著作権絡みの諸問題・デジタル社会の諸問題を解決すべく山田さんには本当に多くの働きをしていただき、同人制作・ITに関わり漫画・アニメ・ゲームを楽しんでいる一個人として非常に感謝しております。

山田さんが取り組んでいる問題や政策について継続的にインターネット・コミックマーケット・街宣で情報発信・報告していただいているのも非常にありがたく存じます。時々目を背けたいような問題も出てきますが、それでも事実である以上は発信し続けるというスタンスは今後も続けていただきたいです。

TPPによる著作権の非親告罪化は、コミックマーケットで配布されている同人誌に限らずファンアートやUGCなどあらゆる二次創作コンテンツが壊滅するという懸念があるものでした。その非親告罪を適用する範囲が海賊版のみに限定されるようになって二次創作物が壊滅の危機から救われたのは本当に良かったです。情報発信や野党議員としてこの問題に働きかけていただいた山田さんはもちろんコンテンツの重要性を認識して非親告罪化の適用の限定に尽力していただいた全ての方々に非常に感謝しております。

続いて、日本の与党にである自民党から立候補したわけですが、国政に迅速に働きかけられるメリットがあったとはいえ、当時は表現規制推進の声が非常に強かった党であるため多くのしがらみと向き合うことになる、多くの支持者の方々から反対の声が挙がるなど茨の道になることが確実であり、非常に大きな決断だったと思います。(当時は私も衝撃を受けました。)
それでも自民党で当選して議員として表現の自由や創作物を守るための取り組みを続けてきたことで、自民党内部での創作物に関する積極的な表現規制の声は消えたとまではいきませんがかなり少なくなり、漫画・アニメ・ゲームといった表現活動の自由が不当に制限されてはいけないという考えが自民党内でも強くなっていると感じております。また、今日の表現の自由を脅かす主な勢力が海外からの圧力になっているということを考えると、国政や外交に対して迅速に働きかけることができる与党の自民党に身を置くという判断は間違っていなかったと思います。
加えて、デジタル社会の諸問題や政府のDX化にも積極的に取り組み、政務官に任命されるまでになったのは山田さんのこれまでの働きが党内でも評価された結果であると考えております。

現在、国際連合で議論されている新サイバー犯罪条約は、一歩間違えれば漫画・アニメ・ゲームをはじめとしたフィクションの創作物における暴力的・性的な表現が厳しく規制される懸念があるものです。これはかなり重大なものであると認識しています。
山田さんはその条約の内容や懸念と議論の経過を国内に向けて積極的に発信しており、そういった規制がフィクション創作物に適用されないように尽力しております。具体的には条約交渉に向けての外務省との綿密な打合せや表現の自由が不当に制限する内容とならないように交渉を進めていきたいという総理大臣からの答弁を引き出すなどして根回しを行いました。結果的に外務省の方の尽力によって最終会合用草案では暴力・性的な表現の規制対象を実在する児童を扱ったもののみとし、漫画・アニメ・ゲームなどのフィクションにおける描写は規制対象から外すことを要求できるという内容となりました。
外務省や内閣をはじめとする関係者の方々の尽力はもちろん、山田さんの働きがなければ早い段階で致命的な結果に向かってしまっていたと思います。まだ予断を許さない状況ではありますが、これまでの働きに大変感謝しております。今後も引き続きよろしくお願いいたします。
また、フィクションの表現の自由を守る一方で、こども家庭庁(「こども庁」という名称にならなかったのは残念ですが)創設など実際の子どもを被害から守る子ども政策の活動にも期待しております。
子どもを保護するためにフィクションの表現を規制するというのはあまりにも早計で混乱を招く可能性が高く、コンテンツ産業の衰退も招きかねないと個人的には考えているため、実際の子どもが本当に被害を受けなくなるようにするには具体的にどうすればいいかの議論が活発に行われていくということを望んでおります。

長くなりましたが、同人制作やITに関わり漫画・アニメ・ゲームを楽しんでいる一個人として、表現の自由・デジタル社会の諸問題の解決・こども政策に取り組んでいただいている山田さんを引き続き応援しています。これからもよろしくお願いいたします。

参考リンク

外務省と綿密な打ち合わせを行った旨:

総理大臣から答弁を引き出した旨:

最終会合用草案の内容について: